帰国前の診察で確認すること
担当医に、現時点の経過、次の診察時期、活動や移動の制限、飛行機での移動の可否を確認します。外見上の腫れが少ないことや、痛みが落ち着いたことだけで帰国の可否を判断しないでください。必要な評価は治療内容と個人の状態によって異なります。
薬の使い方、処置が必要な場所、入浴・運動・仕事などの再開時期は、担当医の指示を確認して記録します。一般的なネット情報より、自分の治療に合わせて出された指示を優先し、疑問があれば医療機関に問い合わせましょう。
診療情報は帰国前に受け取る
診断名、行った治療、治療日、使用した薬や材料、検査結果、経過、今後の指示を受け取れるか確認します。手術を受けた場合は手術内容の記録、医療機器やインプラント等を使用した場合は識別に必要な情報も相談してください。
日本の受診先で使える言語の資料が必要かを事前に確認します。診療情報の翻訳費用や発行までの日数を聞き、帰国後にしか受け取れない資料がある場合は送付方法を決めておきます。本人確認書類や診療情報は安全な方法でやり取りしてください。
メッセージでの相談と対面診察は違う
写真を送って相談できても、触診や検査、処置が必要な状況まで対応できるとは限りません。連絡できる曜日・時間、返信の目安、日本語での対応範囲、医師が確認する仕組みを確かめてください。返信が来ない場合の連絡手段も必要です。
症状が強い、急に悪くなる、判断に迷うときに、予約窓口からの返信を待ち続けないようにします。呼吸困難や意識の異常など緊急性がある場合は、その場にいる国の救急医療につなげてください。日本でも韓国でも救急要請は119です。
日本の受診先を事前に相談する
日本で通院を続けたい場合は、韓国の医療機関の紹介だけで受診が保証されるとは考えず、受け入れ先に直接確認します。診療科、初診の手続き、紹介状や検査データ、費用の扱いを聞いておきましょう。
治療の修正や再手術を希望する場合と、合併症などの診察が必要な場合は、相談の目的を分けて伝えます。治療後の状態を把握するには情報が必要なため、韓国での治療内容を隠さず共有してください。
追加費用と再渡航の条件を確認する
術後診察の料金、薬や処置の追加費用、日本で受診した費用、再渡航が必要な場合の航空券と宿泊費を、それぞれ誰が負担するか確認します。『アフターケア込み』という案内だけでは、すべての費用が含まれるとは判断できません。
最後に、担当窓口、必要な記録、次の診察、緊急時の行動を一枚のメモにまとめましょう。帰国後の生活や仕事に無理のない計画になっているか、治療を受ける前に見直すことが大切です。